社会抑うつ度調査は日本国内で生活する人々の、「人生満足度」「社会抑うつ度」などを、定期的に観測し続けるという内容です。社会情勢によって人々の心理がどう推理するのかがわかる調査で、属性による傾向などがわかります。
今回はコロナの影響というものが結果にでていましたが、心理や行動からとるべき対策なども見えてきます、今後の展開にもご期待ください。
[レポートより引用]
それぞれの対策(コロナ対策)と、基本属性情報との関係を分析すると、次のような関係になっていました。
・全般的に、女性・高齢の人・高収入の人がリスク対策行動をしやすい
・仕事をリモートで行ったのは正規就労・高学歴・高収入の人
・電車やバスで混雑する時間を避け(られ)なかったのは、就労している人、1人暮らしの人
・毎日体温を測っていたのは非正規就労の人
・接触確認アプリを利用したのは正規就労・高収入・結婚している人
・マスク会食をしたのは女性、していないのは正規就労の人
・空間除菌や光触媒などの装置を設置したのは女性・一人暮らしの人
これらの要因は、「誰がコロナ対策に熱心か」という観点だけでなく、「誰がどのコロナ対策が可能/身近なのか」「誰がどのコロナ対策を必要としているか/要求されているか」という観点からの分析も必要でしょう。
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