違いを恐れず、違いを知る - 不寛容を寛容に変えるために必要なコミュニケーションとは - 第4回チキの部屋(ゲスト:安田浩一さん)開催報告

12/22(日)にマンスリーサポーター向けオンラインイベント「チキの部屋 ー誰が外国人に『不寛容』なのかー」を開催しました。

 

ゲストには外国人労働者やヘイトスピーチ、ネット右翼といった人権と差別の問題について、長年にわたり取材・発信を続けているノンフィクションライターの安田浩一さんをお迎えしました。

 

今回は、チキラボが継続実施している「社会抑うつ度調査」2024年9月実施分から、外国人関連政策への賛否と外国人への寛容度に関する意識調査の結果をご報告。

 

安田さんには、埼玉県川口市・蕨市で起きているクルド人差別の実態を詳しくお話しいただくとともに、多くの産業で既に外国人が不可欠になっているにもかかわらず、外国人の受け入れに対し日本の人々が漠然と抱く不安について解説。今回の調査結果とどのように相関しているかについて、取材を通して感じられたご意見をうかがいました。

 

さらに、「不寛容」になりやすい人に対して、どのような情報を、どんなコミュニケーションで伝えると寛容さが高まるのか、といったテーマで参加者のみなさまからも多くのご意見をいただき、考えを深める時間となりました。

【主なトピック】

・ネットで語られる「川口市」の実際
社会に対する不安の先鋭化と年齢との関係
不安要素の多くはデマ、ネットで増幅されている

不寛容→寛容に変えるために必要な情報とコミュニケーション

差別落書きを消すイベント、差別に抗する地域での取組事例 

 

ご参加いただいた方からの感想をご紹介します。

調査による統計が提示されていたことが良かったと感じました。

「外国人に不寛容」な人が、統計データで理解する事が出来ました。安田浩一さんの体験的報告と併せて、立体的に知る事が出来ました。

 

マンスリーサポーターの一員に加わっていただいた方には、このイベントのアーカイブ映像をご案内します。

 

ぜひ、ご関心をお寄せいただいた方はご登録ください。

 

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